〜最近の記録から一枚〜

最近の記録から一枚

No:103 8163Fという編成

Nikon D4 + AF-S VR NIKKOR 70-200mmF2.8G(II)
1/1000sec F3.5 ISO100 WB:Auto 

2023/03/24 日光線 幸手〜南栗橋で撮影

 8163Fが南栗橋に入場という事で本線走行シーンをそれとなく撮影…。とりあえず回送幕が珍しいぐらいしか野田線との違いがあんまり感じられないですね(汗)

 改めて思うのが8163Fというのは不思議な編成です。

 振り返るとかつて2010年に東上線の8000系がどんどん数を減らし続けていた頃でしたが、この年のGW直後に8112Fが廃車され6両固定の幕車で残るは8111Fと8163Fの2編成となっていました。
 あれから12年以上が経過しまさかこの2編成が今も生き残っているとはなぁ…と改めてその運の良さに驚いております。8111Fは今や仮死状態の非常に危険な状態ですが…8163Fは2010年末に野田線へ転属し現代にいたるまで活躍しています。途中からは野田線も種別幕を使いだし東上線時代と同様の普通表示や急行表示をしているのも面白い所です。

 そして野田線8000系の先行きが危ぶまれている状況ではありますが2023年に入り南栗橋へ全般検査を受けるべく入場を果たしました。
 これは…もしかしするとまたもや幕車で最後まで残るんじゃないか!?って期待感が出て来てしまいました。(流石に8150Fと8159Fはもうないでしょう…?)
 8163Fは東上線時代のイメージが未だに強い程に東上線時代も更新顔幕車6両固定では最後の方まで森林公園区に在籍しそもそも生き延びた事自体が運が良い編成と言えました(この頃は同世代のLED修繕車が廃車されていた訳ですし)。それが七光台区に来てもこの運の良さ。これはもう本当に奇跡の編成と言えるんじゃないでしょうか…

 まぁだからなんだって言う話ではあるんですが、願わくばもう一度8111Fと一緒に顔を並べて走ってくれたらなぁとふと思ってしまったのですが8111Fは本当どうなってしまうんでしょうね(-_-)


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