特集:北館林の8000系達。 Vol.16 森林公園から渡瀬へ

〜汽車会社製8000系全廃〜

 11月1日に8105Fが廃車されてしまい、ついに・・・と言ってもわずか2編成しか無かった汽車会社製の8000系が全廃しました。汽車会社とはその名の通り、蒸気機関車全盛期は汽車や電機機関車の製造で一世を風靡した会社でありますが、蒸気から電機への移行と同時に業績が悪化してしまい電車・気動車の製造も始めたのですが時既に遅くして会社は業績悪化に伴い川崎重工に吸収合併されました。

 と言いつつ、最初に修繕された晩年までネタ車両として扱われた8104Fを製造した会社がこれまた珍しい汽車会社だったというのも(当時は珍しくはないんでしょうが)何か運命的な物を感じますね。

 11月3日、ちょうど祝日だった事もあり何とかやりくりし休みを取れ現地へ行ってきました。すると・・・何と8105Fが奥へ留置されているではありませんか・・・。せっかく先頭にいるのを(渡瀬駅側)を期待してたのですが、裏をかかれた気分です。とは言うものの現地では先に回送されてきている8179Fの解体が始まっており、入れ替えの順番からすると8135F→8125F→8105Fと解体される為の入れ替えのようです。

すっかり様子が変わった渡瀬
↑工業地域造成工事と道路整備が進む渡瀬の現在です。祝日もお仕事ご苦労様!!(建設業では普通ですが)
ちなみに見える編成は先頭から8135F+8125F、8105Fです。

影が・・・
↑角度を変えると8179Fも見えます。下り方2両は既に解体が始まっています。

8125F
↑下に降りて510mmの超望遠で8135Fを撮影。長い間お疲れ様って所でしょうか。

モハ8235
↑夕日に照らされた8135F。2004年12月25日のクリスマスイベントでは8000系3並びで登場。
その時に記念撮影もしている編成なだけに感慨深いものがあります。

夕日に照らされ
↑いい感じな光が差し込んでいるのでもう一度下へ降りて撮影。

8105Fは後ろへ
↑8105Fは8135+8125Fの後ろに位置していました。女性専用マークがあると分かり易いですね。

8179F解体開始
↑クハ8478が解体されていました。小田急車の解体は完了したのかもしれません。

暗くなっても仕事仕事!!
↑暗くなってもまだ解体。と言いつつ、撮影は17時前でまだ勤務時間内です。
11月になると日の入りが本当に早いですね〜。

 11月に入り、51096Fが増備されるようです。東武鉄道の中期経営計画でもTJライナーの増発が明記されており今後も東上線への50000系列の増備があるんでしょうか。ますます数を減らしている東上線8000系、そして着々と昭和38年度組みが廃車されている野田線の8000系と少しずつではありますが動き出しています。そろそろ野田線の初期車の撮影も進めないとヤバイ感じがしてきました。

記 録 は お 早 め に

※車両の動き等は相互リンクをしているkasukabe総合車両センター様を参考にさせて頂いております。

御覧頂きありがとうございました。
感想、ご意見などは掲示板かメールでお願いしますm(_ _)m

前のページに戻る

《トップページに戻る》