特集:北館林の8000系達。 Vol.16 続々送り込まれる元森林公園車達

〜いよいよ風前の灯となってきた森林公園区8000系〜

 昨年11月以来実に7ヶ月ぶりに渡瀬の北館林車両解体所へやってまいりました。意外に構内には大勢の8000系がいました。昨年10月に回送されてきた8135F(既に解体準備OKですが)など見る影も無い車両もいればつい1週間程前に回送されてきたLED更新車8161Fなど同じ廃車車両でも随分と雰囲気が異なりました。

 構内の車両をまとめますと、解体中が8125Fのクハ8425とモハ8325(解体済?)、床下、屋根上、車内が取っ払われスケルトン状態になっていたのが8125Fのクハ8125、モハ8325と8135Fの4両です。それ以外では8116F、8136F、8161Fが見られました。

 森林公園区の非ワンマン8000系も既に8両固定+2両固定が4本に6両固定1本に4両固定4本では実質有効本数がたったの5編成となってしまいました。(ちなみに6月12日現在で8181Fと8560Fが入場中)まさに風前の灯です。記録はお早めにですね〜・・・。

2011年6月11日現在の渡瀬の様子
↑造成工事がほぼ完了した北館林の現在の様子です。解体待ちの8000系がこれだけいます。
その隣りの佐野線本線を800系が軽快に通過していきます。最早見慣れた風景ですね。

縦列に留置されています。
↑左が8135Fと8125Fの2両で右が8116F、8136F、8161Fです。

8135Fと8116Fです。
↑8135Fと8116Fの並びです。長い間お疲れ様でした。最後の姿はやはり寂しいものがありますね。

8125Fです
↑8135Fの後ろに8125Fがいますが既に下り方2両は解体線にいます。この姿が見れるのも本当にあとわずかです。

連結部
↑8135Fと8125Fの連結部です。扉が無いので後ろにいる8116Fと8136Fがよく見えます。

クハ8425
↑解体が間近に迫っている8125Fクハ8425です。見慣れた光景とは言えやはり寂しいです。

在りし日の8125F
↑越生線を単独で走っていた頃の8125Fです。この頃はステンレス車と共通運用だったので8000系が運用されていると嬉しく思ったものです。
この日の目当ては未修繕車だった8574Fと81118Fでしたけど(^^;)

8161F
↑回送されたばかりの8161Fです。最近の流れに反し、野田線行きならず・・・。

8161F
↑2009年12月に検査出場したばかりの頃に撮影した8161Fです。ピカピカです。
横にいる汚い8162Fを見て、まさか8162Fの方が長生きしようとは思いもしませんでした。
顔を並べて撮りたかったのですが、並んだ所は踏み切りの影が・・・(^^;)

8136Fと8125F
↑2008年3月の森林公園撮影会の帰りに撮影した並びです。おそらく撮影されている方も多いのではないでしょうか。
ここ北館林でも同じ様にクハ8436とクハ8425の並びが見れたようですが、
私が訪れたときには既にクハ8425はご覧の様に解体線にいたので再現はなりませんでした。

クハ8436車体
↑クハ8436の車体です。見事に塗装が剥がれています。

モハ8325
↑こちらはモハ8325の車体です。長期間留置されていたので錆だらけです。

8161F
↑夕日が差し込んで来ました。少し紅く染まった状態で最後の撮影をしました。

8116F
↑8116Fは本線で長く活躍した後に森林公園区へ転属しています。準急時代にもっと撮影したかったですね。

2004年12月25日の奇跡
↑2004年12月25日の並びは忘れられません。8135Fが解体され、あの3編成は完全に消滅する事になります。


8136F
↑リバイバルカラーの8108Fと組んでいた頃の8136Fです。どうしても08Fに注目が行き、 中途半端に撮影した記録しか残っていませんでした。
あの頃、もう少し学校サボって撮影すれば良かったのでは・・・と思う時もあります。

 今回は過去の写真も含め盛りだくさんでお届けさせて頂きました。普段の記録があってこそ、こういう最後のシーンを撮影するとまた違った雰囲気が味わえるんだなと感じた次第です。森林公園区の非ワンマン8000系もあとわずかですし、何といっても最後の東武顔8111Fもいるだけに最後の時まで注目していきたいと思います。

とにかく記録はお早めに

※車両の動き等は相互リンクをしているkasukabe総合車両センター様を参考にさせて頂いております。

御覧頂きありがとうございました。
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