特集:北館林の8000系達。 Vol.3 続々入線…

〜初期修繕、更新顔の編成も続々キタニ入り〜

 1月末に8134Fらが北館林に回送されてから1ヶ月後、故障とは関係無しのある種本当の意味での廃車回送が実施されました。しかも今度は春日部、七光台区ではなく森林公園区(東上線用)の車両で初期修繕車で原型顔を残す8108Fと更新顔の8517Fが連結されて3月18日に北館林に回送されています。更に数日後の23日終電後に七光台区の8115Fと森林公園区の8504Fが同じように連結されて北館林に回送されています。ただし後者は8115Fが8134Fと同じ様に故障による運用離脱をしていた為に牽引用として3月21日に8504Fを七光台区へ送り込み、翌日の終電後(日付が変わって23日)に8504Fが8115Fを伴送するという形を取っています。(※8115Fは8134Fと違い自走も可能だった事ですが、やはりしばらく運用を外れていた事を考慮して8504Fによる伴走となったと思われます。)

 こうして3月23日時点で北館林に留置されている8000系は9編成28両となりました。場内は一気に廃車を待つ8000系達でいっぱいになったという感じです。
 3月23日は東上線森林公園検修区で新型?50090系の撮影会が行われるとあって当方も18切符+MLながらで上京しましたが、50090系の走行には全く興味を示さず向かう先はやっぱりこの場所でした…。

〜撮影場所について〜
 撮影場所についてですが、佐野線の本線に近づいて撮影している画像がございますが仮に電車が来ても接触の無い位置で撮影しており、また列車接近時は当然線路から離れております。もしこちらで撮影される際には鉄道会社や現場の方に迷惑の掛からない様に撮影される様お願いします。

アントによる入れ替え中

 留置線に到着すると、いきなりアントによる入れ替え作業に遭遇!!日曜日なのにこんな風景が見れるとは思いませんでしたが、考えてみればこの時点で一番最後に入線した8504F+8115Fはこの日に深夜回送されたばっかりだったんですよね(^^;)
 と言う訳で偶然見る事が出来たアントによる入れ替え作業の風景を中心にお送り致します。


アントが牽引していた8134Fと8517Fが連結されていました。
8517Fは8108Fと共に3月18日に北館林に回送された編成です。
地味な存在でしたが、まさにその通りで全然撮影した画像が無い…(-_-;)


窓ガラスが剥がされ扉も撤去完了(?)な8523F。いよいよ最後の時が…。


アントに押される8134F+8517F。更に8504Fと連結されるようです。


連結完了。これで(アント側から)8134F+8517F+8504Fとなります。


8504Fはこの日の深夜に8115Fの伴走として七光台区へ臨時に回送された編成。
入れ替えの為か8115Fとの連結は解かれています。(ちょっとこの角度じゃ分かりづらいですが)


8504Fが離れ前面が見えた8115F。8134Fらと同様故障による離脱後は営業につかず廃車の運命を辿る事に。


アントに引かれ転線する8134F+8517F+8504F。


8523Fの横を8504Fらがアントに押され通り抜ける。近い将来同じ運命が…


車番が見えないんで分かりづらいですが、8504Fと8517Fの連結部。


車番が見えないんで分かりづらいですが、8134Fと8517Fの連結部。
女性専用車両のシールが七光台区の車両であった証。


8115Fの横を通る8134F。ここは七光台検修区ではない。


ちょっと視線を横にやると8523Fの隣には小田急の車両と御岳山ケーブルカーの旧車両。
小田急は9000系でしょうか?ケーブルカーは3月22日より新車で営業が開始された事により廃車。


8134Fと8517F+8504Fを切り離し、8134Fのみ再び転線。
3年間共に活躍した8523Fの横を通り抜ける…。


アントは何年製でしょうか。津覇のアントと同様、20m車を軽々牽引とは凄いパワーです。


今度は8134Fと8115Fを連結するようです。つまり10両を牽引!!??凄いなぁ…。


広角気味に撮影し番号を入れました。8134Fと8115Fの連結部。


8115Fクハ8115には東上線用の回送幕が。
これは七光台区で幕を抜かれた後に、伴走車両の8504Fから移植したものと思われる。


8115Fと8523Fの顔合わせ。双方とも一応は特色があると言える編成だった。


8134F+8115Fが8108Fの横を通り抜ける。
クハ8408の白幕を見るとどうにもリバイバルの時の姿を思い浮かべてしまう…。


8523Fの車内。内装下地、吊手、座席、広告、窓ガラス、その他いろいろ…が取り外され、
後はアスベストの撤去だけの状態となっている。撤去作業は専用の小屋で行われる。


転線作業を終えて休むアント。今後も活躍が続きそうだ…


8523Fの横に佇む8134F。配置の位置からして8523Fの次は8134Fだろう。
てことは…8134F→8115F→8517F→8504F→8108F→8580F→8571F→8578Fの順番???


ちょっと場所を移動すると、8108Fと8580Fが顔合わせ。
後ろには8134Fがおり南栗橋(春日部)?森林公園?七光台の車両が勢ぞろい。

こんな感じでした。

館林から森林公園って何て遠いんでしょう…
↑その後渡瀬→館林→久喜→大宮→川越→森林公園と電車を乗り継ぎ撮影会場へ(^^;)

 少し前までは5050系で満線状態だった北館林ですが、この日撮影した時はついに8000系で同じ状態となる時が来たんだなぁ…って感じでした。渡瀬で撮影した後に行った森林公園での撮影会場の中で開催された東武博物館館長?花上氏も北館林に回送された8000系達について触れられていましたがやはり全車とも廃車されるようです。北館林に入線するというのは一部例外を除き廃車、解体の為と改めて実感させられました。

御覧頂きありがとうございました。
感想?ご意見などは掲示板かメールでお願いしますm(_ _)m

〜撮影場所について〜
 撮影場所についてですが、佐野線の本線に近づいて撮影している画像がございますが仮に電車が来ても接触の無い位置で撮影しており、また列車接近時は当然線路から離れております。もしこちらで撮影される際には鉄道会社とその関係各所にご迷惑のかからないように撮影して頂く様にお願い致します。
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