特集:北館林の8000系達。 Vol.5 解体進行

〜5050系以来の東武顔車両の解体〜

 前回Vol.4から3ヶ月以上が経過した7月下旬に久々に訪れた北館林(ちなみに5月にも訪れてますが悪天候な上に草ボウボウで戦意喪失につき省略させて頂きます^^;)。車両の解体は進み、一番カルピス群馬工場側の留置線にいた車両はほとんど解体されていました(8134F、8115F、8517F)。そして何故か8504Fを抜かして隣の留置線側に解体対象が移り8108Fが先に解体される事となりました。(8504Fも8108Fの後に解体されると思われますが…)
 数少なくなった未更新顔の車両の解体は3000系列から始まり、5050系までおなじみの風景となってた気もしますが8000系では初めてです。そもそも東武顔を一番最初に採用されたのは他でもない8000系であり、3000系や5000系列はあくまで車体乗せ変え更新時に8000系と同じ車体を採用した事からなったものです。てな訳でようやく本家(??)東武顔の車両が解体されるたという事です。

減ったなぁ…
 ほとんど東武顔の車両ばかりが残り、つい最近まで5050系が解体されていた時期に近い様な…。

錆びまくり
モハ8308の現状。ちょっと(?)危険な状態になってます。

8708の妻面が見えます
先に下り方2両が引き離されサハ8708の連結部が見えている8108F。

未修繕編成
一番最初にここへ回送されて来て半年が経過した8000系最後の未修繕編成達。

東武顔解体準備中
8000系の原型顔(厳密には変わってるが)で一番最初に解体される事となった8408。

8408最後の時
正面のガラス、貫通扉などが外されています。痛々しい…

8408最後の時
前面部を更に拡大。

空っぽの車内
まさに鋼体だけの状態となっています。
8000系は車体の外板と内装下地の間にアスベスト含有の材料が使用されていたようですが、
そのアスベスト含有物撤去を専用の小屋で撤去し、そのまま外で重機によって解体されます。

山積みにされる廃車体
よく見ると京王6000系も解体されてます。高田産業さん、忙しそうですね…。

 東上線がダイヤ改正をして50090系がデビューし、ライナー運用以外に一般車両の運用にも就いてます。すなわち以前よりも地上車の運用に余裕が出ているはずですが、未だに特に大きな動きも見られません。それ所か休車に似た状態となっていた8130Fが奇跡の復活を果たすなどむしろ逆の方に動いています。まぁ近々廃車に向けた動きがあるとは思うんですけどね…。

御覧頂きありがとうございました。
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