特集:北館林の8000系達。 Vol.7 未修繕車の解体

〜修繕される事なく解体された3編成〜

 1月下旬から2月上旬に8134Fと8523Fの牽引役として抜擢された春日部区に残っていた東武8000系最後の未修繕の編成となった2両固定3編成(8571F/78F/80F)ですが、鉄道誌に廃車と掲載されてしまい廃車が確定。そして結局北館林で解体されてしまいました。東武8000系の修繕工事は既に終わり津覇車両では10000系のリニューアル工事が進んでいますが未修繕3編成の解体で20年にも及んだ東武8000系大規模修繕工事は完全に終わったと言えます。結局180編成696両が修繕されました。編成数は2両固定の中間車改造や8両固定編成の分割改造で大分変わっていますので別の機会に(^^;)

 3月までに回送された車両は8504Fのみを残し、解体が完了し未修繕車の解体後に7月に回送された8127Fと最後に8504Fと続きます。そして10月8日に8114Fと8502Fが連結されて北館林へと回送されています。最近は解体作業が順調に進んでいるのを見ると近い内にこれらに続く廃車が発生しそうな感じです。ああ〜、記録はお早めにですね。

今年初旬から留置されていた未修繕編成の番が…
渡瀬北留置線も一時期の8000系で溢れていたのも落ち着き、ご覧の様に空線が目立ってきました。
  そして1月末〜2月初めから留置されていた未修繕3編成の番がやってきてました…

モハ8578、解体中
8580Fの解体は既に完了していたようで、8578Fのモハ8578の解体中でした。

これから重機による…
車体の中間付近のレベルにバーナーで穴を開けます。この後は重機による解体が始まります。

クハ8678
アスベスト撤去小屋横に留置されるクハ8678。こいつも既に解体済みでしょう。

この日はレール運搬機が
レール運搬車が手前にいます。半年以上留置されていましたが、検査から浅いので状態は悪くないですね。

最後に8571Fが
最後の未修繕車となった8571F。こいつも既に解体済みのようです。

貫通扉がありません
さらば、東武8000系未修繕車。

未修繕車の後に控える車両達
未修繕車の後に続くは8127Fと8504F。
8504Fは3月に8108Fと共に回送されましたが、解体は後回しとなりました。

最後に8571Fが
8504F。最近8502Fが来たようで、8102Fと8104Fの方は何時になったら廃(

クハ8127
久々にクハ8127側を見ました。若干前面部の塗装が浮いている感じでした。

未更新顔と更新顔の向かい合い
左が未更新顔。右が更新顔。今更ですが、やはり大掛かりな改造ですね。

EDはいつまで…
5070系、5050系、1800系、8000系の最後を見届けているED2両。
いつまで残る事やら…。

おまけ(うたがい

館林地区の主力
2008年に入り、兄弟の廃車・解体を横から見る事となった800(850系)。
それにしても何と汚いこと…。851-1の文字が消えかかってる(^^;)



※車両の動き等は相互リンクをしているkasukabe総合車両センター様を参考にさせて頂いております。

御覧頂きありがとうございました。
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