特集:北館林の8000系達。 Vol.8 2008年最後の解体

〜2008年は14編成約40両が解体される〜

 2008年1月末から始まった東武8000系の編成単位での廃車も1年を通して行われ(空いた時もありましたが)、合計で21編成58両が北館林へ回送されました。先に解体されたサハ8900形10両を加えると68両になります。無論、東武8000系の総数712両からすればまだまだと言える所でしょうが、今年度も新車が60両増備される事を考えると2009年も引き続き8000系の廃車が続くと考えて良いでしょう。
 前回のレポートから3ヶ月が経過しました。3ヶ月も経つと廃車回送され解体が完了するまでに撮影出来なかった編成もいくつかあります(8114Fとか8502Fとか)。個人的にはあまり撮影していなかったので、8502Fを撮影出来なかったのが悔やまれます。
 とりあえず以下に2008年12月29日現在の解体所の状況を紹介致します。
2両固定ばっかり
東上線の2両固定ばかりが目立ちます。
前が8510F+8531F+8525Fで奥が8513F+8512F+8514Fです。

8511F解体中
世間は年末最後の平日。解体作業も行われていました。
ちなみに解体線にいるのは8534F+8511F+8536Fです。既に8534Fは解体済みでした。

8536F
アスベスト撤去小屋の位置にいるのは8536F。ビローンと伸びた幌がなんとも寂しげ。

8611解体中
8511Fも既にモハ8511が解体されており、クハ8611の解体中でした。
車内の仕上げ材(化粧板、ガラスなど)の取り外し作業が行われています。クーラーのキセも無くなってます。

重機が解体したパーツを…
解体が終わったスクラップを重機が鉄屑搬出車に積み込んでいるようです。
見覚えのあるパーツが・・・・・・・・・・・・・。

重機の雄姿!!!(?)
重機が解体されたスクラップを持ち上げている様子。

8510Fの後釜は…?
秩父ATSを搭載していた8510Fですが、果たして後釜はどの編成に????


 2009年の動きははっきりとは分かりませんが、今後も8000系の廃車が続くのは間違いないでしょう。今のところ個人的に馴染みの薄い東上線の車両メインで廃車が進んでいます。ま、野田線はまだまだ大丈夫って所でしょうか…(久々に乗るたびに逆に無くなって欲しいと思ってしまう程の酷い状態を見てしまうと…。外に出ると分かりますが、あそこまで汚い私鉄の電車って他にあるのかなぁ?)
 まぁ野田線の文句はさておき、8130F(17-1栗)、8509F(17-2栗)など検査時期が迫る初期車がおります。果たしてここへ来るのか、それとも奇跡の検査入場(いやいや…)となるのか、常識では全く計り知れない東武鉄道様の気まぐれっぷりに今年もファンは惑わされそうです(f^_^;)

※車両の動き等は相互リンクをしているkasukabe総合車両センター様を参考にさせて頂いております。

御覧頂きありがとうございました。
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