東武野田線・南栗橋車両管区七光台支所配置の8000系編成表
最終更新:2023年11月26日

表中の語句の紹介

●MG:
140KVA→CLG350D/CLG703(MG) 75KVA→CLG355/CLG704(BLMG)
●CP(1はモハ8300形orクハ8600形で2はサハ8700形か8両固定偶数車のモハ8300形のCPを指す)
・D3-F-R:2両固定用で容量の小さいCP。このCPのままでサハ8700化された編成もいる。HS-20Cへの交換や廃車が進み消滅しました。
・C-2000N:4・6両固定用の容量の大きいCP。初期から中期まで採用されている。2020年以降?にHS-20Cへの交換が進み消滅しました。
・HB-2000CA:ゴム接手型のCP。大容量・メンテナンスフリーで後期車の6両・8両固定を中心に採用されている。一部2両固定でも見られる。
・HS-20C:低騒音タイプ。10030系で本格採用のCP。かつてはD3-F-Rから交換された2両固定編成が多く、モハ8300形では8355のみでした。
     近年では七光台区8000系のC-2000NをHS-20Cに置き換える動きが進み、七光台区ではそれなりに発見出来るタイプになりました。
※(縦)という表現はレール直交方向取付を意味します。表現によっては横取付とする文献もありますが…

●台車:
・FS356/056(標準ミンデン台車):8101F〜8166F、8501F〜8568Fまでがこの台車。
・FS396/096(車体直結S形ミンデン台車):8167F〜81120F、8569F〜8580Fがこの台車。
●修繕年度:こちらをご参照下さい。→8000系修繕工事研究室


▲8000系全盛期時代の七光台です。今はこんな景色は見れません。
 2004年10月19日のダイヤ改正で8000系に統一された野田線では、全盛期には6両固定編成と4+2=6両の編成で計44本の6両編成264両が活躍していました。これは8000系だけで見れば森林公園区を抜いてトップでした。(勿論本当の8000系全盛期だと森林公園区では400両近くもの8000系が活躍していました。)
 野田線は基本的に6両での運転となり、本線や東上線と違って4+2でペアを組んでいる編成は常にその編成同士で動き続けます。当初野田線に転属してくる順番の影響で今とは違うペアも見られたが、転属後に検査時期が近い編成同士で組み替えされました。その為、南栗橋工場への入場検査も同時に行います。

 2013年に入り、60000系の新製配置、春日部区・森林公園区からの10030系の転入によりそれまでの8000系を8000系で置き換えるやり方から、8000系の本格的な置き換えが開始されました。今後も60000系の新製配置が計画されており、徐々に数を減らしていく事でしょう。

 気付いたら4+2の編成は全廃し、残るは6両固定編成のみです。しかしこの6両編成以上の両数で走るのも野田線のみなのです。

 70000系の投入開始により60000系の投入は一旦終わり、しばらくは動きの無かった七光台区ですが、故障した8000系が一部急遽廃車されたりとしてます。それでもまだまだ七光台区全体の半数近くになる16編成もの8000系が見れる路線であります。
 しかし2024年から5両編成の最新鋭車両の投入が発表され、同時に野田線(アーバンパークライン)は5両化になる事となりました。8000系もそうですし10030系ですら置き換えされる事が確定した訳ですが特に8000系の場合はほぼ確実に廃車されます。(10000系列ですら余っている現状からして)ついに完全置き換え宣言が発表された訳ですから記録はお早めにですね…

 2023年11月に8000系就役60周年を祝ってか南栗橋で長年仮死状態だった8111Fが復活し野田線で営業入りするというサプライズが起こりました。
 しかしこれによって8150Fが廃車されています。次は5両編成の新車が入る頃から本格的な8000系置き換えが始まるのでもってあと数年かと思います…。

(2023/11/26 修正)
6両固定編成
編成番号行き先表示MGCP1CP2台車修繕年度備考
8111F幕式CLG-350DHS-20C(縦)HS-20C(縦)FS056/35686年度リバイバルカラー
8158FLEDCLG-350DHS-20C(縦)HS-20C(縦)FS056/35697年度-
8159F幕式CLG-350DHS-20C(縦)HB-2000(縦)FS056/35696年度-
8162FLEDCLG-350DHS-20C(縦)HB-2000(縦)FS356/05697年度-
8163F幕式CLG-350DHS-20C(縦)HB-2000(縦)FS356/05696年度-
8164FLEDCLG-350DHB-2000(縦)HB-2000(縦)FS056/35697年度-
8165FLEDCLG-350DHB-2000(縦)HB-2000(縦)FS056/35698年度-
8166FLEDCLG-350DHB-2000(縦)HB-2000(縦)FS056/35698年度-
8170FLEDCLG-350DHB-2000HB-2000FS096/39698年度-
8171FLEDCLG-350DHB-2000HB-2000FS396/09600年度-
8172FLEDCLG-350DHB-2000HB-2000FS096/39699年度-
8192FLEDCLG-350DHB-2000HB-2000FS396/09601年度-
81110FLEDCLG-704HB-2000HB-2000FS096/39603年度-
81113FLEDCLG-704HB-2000HB-2000FS096/39603年度-
81114FLEDCLG-704HB-2000HB-2000FS096/39603年度-
81117FLEDCLG-704HB-2000HB-2000FS096/39602年度-

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