更なる進化を遂げる東武8000系・LED更新編成
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ワンマン運転対応車(2001年度〜2002年度改造分)→このページ


〜ワンマン運転対応車〜
(2001年度〜2002年度改造分)


大師線・小泉線の東小泉〜太田間で東武鉄道初のワンマン運転が開始されるのに伴い、8000系のLED修繕車をベースにワンマン運転用の機器を設置された編成をご紹介いたします。
当初は使用線区から2両固定のみが改造されたが、東上線小川町〜寄居間のワンマン開始前に修繕済みの編成に後付でワンマン機器が設置された4両固定編成もいます。

主な変更点は以下の通りです。

●車外の両側面上部に車外スピーカーが2ヶ所づつ設置された。
→案内放送や発車促進ブザー(30000系と同様の物)が出る。
●正面貫通扉にワイパーが増設された。また助士側のワイパーが運転台側と同様の電気式の大型ワイパーに変更された。
→視界を向上するため。特に雪の日にはかなり違ってくるかと。
●ワンマン専用の自動放送装置を設置。放送の祭にはブザーが鳴る。
→8000系では初の自動放送機能。放送前にピンポーンと鳴るのが特徴。
●運転席背面にある、非常通報装置が低い位置に設置された。
→ワンマン運転使用時は、乗務員と会話が出来るようになった。
●運転台では、強制CP起動スイッチ・非常力行スイッチ・デッドマンなどが設置された。
→ワンマン運転のために、保安度を向上と運転士の負担を減らすため。
※デッドマンとは、文字通り運転士が一定時間何らかの操作をしない場合に列車を停車させる装置。EB装置とも呼ばれる。
以上が大体の変更点です。
画像でもご紹介してまいります!!

ワンマン
↑平成15年3月9日より、大師線と小泉線の一部でワンマン運転が開始。
列車は8000系LED修繕車にワンマン運転対応機能を組み込んだ車両が充当。

普通の運転台こちらがワンマン運転対応の運転台
↑ワンマン運転対応車は運転台に様々な機能が追加された。(左が従来)

普通の運転台こちらがワンマン運転対応の運転台
↑左:助士側ではワンマン・ツーマン切り替えレバーや発車促進ブザーなど設置。
戸閉めのボタンが大型化された。軽く押すとドアチャイムのみが鳴る。
右側は、車外に設置されたスピーカー。列車案内や発車促進の案内が流れる。

非常用通報器非常用通報器2
↑非常通報装置が低い位置に設置された。ワンマン運転時は乗務員と会話が可能。

助士側も大型ワイパーに変更運転台側は従来通り
↑ワイパーは助士側も電気式で大型のワイパーに変更。運転台から操作可能。

正面にワイパー新設正面にワイパー新設
↑正面貫通扉上にワイパーを新設しています。あんまり活用されたのを見た記憶がないですが…


※今後、画像を撮影し次第、追加するかもしれません^^;

以上がワンマン運転対応車の紹介です。なお2003年度以降に製造されるワンマン運転車については、2003年度以降のグループで変更点などご紹介いたします。

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