野田線8000系の記録
東武野田線8000系の記録 【番外編】2014年以降について
東武アーバンパークラインの誕生とアーバンパークロゴ姿となりすぐに消えた編成達の記録+α
【目次】
2004年の記録(10月19日ダイヤ改正にて5070系引退により8000系に統一)
2005年の記録(女性専用車の開始とTXと流山おおたかの森駅の開業)
2006年の記録(日中時間帯の前照灯常時点灯の開始)
2007年の記録(大宮・柏口も船橋口同様に10分間隔ダイヤになり、清水公園行が廃止)
2008年の記録(8000系編成単位での廃車が開始される)2024年12月05日公開
2009年の記録(81113F他バリアフリー修繕車が転属する一方で8104Fが廃車となる)2024年12月11日公開
2010年の記録(年末に8163Fが転入。他にも東上線での8000系置き換えによる転属が開始へ)2024年12月22日公開
2011年・12年の記録(野田線開業100周年、8111F動態保存記念+スカイツリー開業に併せた臨時電車運転)2025年01月12日公開
2013年の記録(10030系転入、60000系新製配置へ。8000系王国の終焉)2025年02月11日公開
【番外編】2014年以降の記録当ページ2025年02月18日公開

 2014年に入り2013年度末までには60000系も順調に装備され既に8編成にまで増えました。それと同時に8000系の廃車も進んでいきます。
 2014年4月1日に野田線にアーバンパークラインの愛称が導入されました。それに合わせて60000系の全編成にアーバンパークライン愛称導入HMが掲出されました。

 その後10030型、そして8000系にもアーバンパークラインログが1号車、6号車の両先頭車にて表示される様になりました。今でこそこれが当たり前ですが、あれから10年以上が経過し今では何も表示が無い方が違和感があるのは確かにそうかもしれません。
 60000系の増備は2014年度以降も2015年度まで継続されあっという間に18両108両が投入され8000系を置き換えていきました。つまり2014年以降2015年末までのわずかな期間アーバンパークラインロゴを掲出した編成達が一部いるという訳です。8150Fみたいに2023年まで生き延びて8111Fの代わりに離脱したのはちょっと違うかもですが、かつてアーバンパークラインロゴを掲出しすぐに消えた編成達の活躍がここで紹介するメインとなるかなと。

 正直記録はほとんどないのですが、この頃の記録を振り返りたいと思います。


▲2014年5月から8000系にもアーバンパークラインロゴが貼り出されましたが、
この8148Fは1か月前の4月で離脱、廃車となってしまいました。
ギリギリその姿を拝む事が出来なかった編成となります。
2月8日に雪が降った時が8148F最後の記録となりました。
(2014年02月08日 春日部で撮影)


▲2014年は年明けに8167F、8168Fが廃車され、3月にはとうとう8106Fが最後の時を迎えました。
(2014年03月09日 佐野線渡瀬〜田島で撮影)


▲8167Fと8106Fが並びます。
(2014年03月09日 佐野線渡瀬〜田島で撮影)


▲8106Fの廃車の方が当時衝撃でしたが、今思うと8167Fと8168Fが残れなかったのも本当に残念です。
まぁ…仕方ないのですが。
(2014年03月09日 佐野線渡瀬〜田島で撮影)


▲2014年4月1日から野田線にアーバンパークラインの愛称が導入されました。
今でこそ当たり前ですが、アーバンパークライン…?何だそりゃ、って感じでしたが、
60000系がどんどん投入されていく光景は確かに野田線ではないって感じでしたね。
これからは60000系改造車と80000系だけになり、東武では唯一そして初となる
2013年以降の新系列しかいない路線となります。これは確かに凄い事かも…
(2014年05月06日 七光台支所にて撮影)


▲反対側より。この時点で10030型,10050型のステンレス車もロゴが入ってました。
8000系は一足遅れて5月20日頃から掲示され出したみたいです。
(2014年05月06日 七光台支所にて撮影)


▲8129Fです。この姿では2015年3月までの活躍となりました。
(2014年08月03日 運河〜江戸川台で撮影)


▲8155F+8521Fの半固定編成もこの時点で生き残りました。
この時期に南越谷阿波踊りのHMが掲出されました。
この編成は2015年1月までという事で半年程度の期間限定の姿…って事になります。
(2014年08月03日 運河〜江戸川台で撮影)


▲8132F+8533Fの8533F側です。この編成は2015年2月までの命です。
(2014年08月15日 大宮公園〜大和田で撮影)


▲最後の87年度修繕車となった8110Fです。
この姿が良いか悪いかはともかく、わずかな期間でもこの姿を見れて良かったのかも。
(2014年08月15日 大宮公園〜大和田で撮影)


▲阿波踊りHMの8521Fです。特徴的な半固定編成も今は昔ですね。
(2014年08月15日 大宮公園〜大和田で撮影)


▲8150Fと近い8151Fですが、この編成も同じ様に8551Fと合体し4両固定から6両固定となりました。
2015年11月までとちょっとだけ長生きしますが8150F程の長生きは出来ず。
(2014年08月15日 大宮公園〜大和田で撮影)


▲複線化される前の区間で8533Fを撮影です。
(2014年09月21日 高柳〜六実で撮影)


▲折り返しの8132F側は光線状況を考慮して塚田〜馬込沢へ。
塚田から結構歩くのでよく間に合ったって感じですね。
(2014年09月21日 馬込沢〜塚田で撮影)


▲8191F+8567Fの8567Fを撮影です。
8191F側を撮影してなかったのが悔やまれますね。
2015年3月に運用離脱となります。
(2014年11月23日 柏〜新柏で撮影)


▲8157Fは結構遭遇率が高い編成でしたので東上線の8175Fみたいに長生きするんじゃないかと思ってました。
そう思った途端すぐに離脱する編成となってしまうのですからやっぱり分からないですね。
8157Fは少しだけ長生きし2016年の改正で運用減による離脱廃車まで生き延びます。
とは言え実は8157F離脱の直前に8150Fが検査を通過しているのでやはり運命のいたずらという奴ですね。
(2014年11月23日 柏〜新柏で撮影)


▲ちょっとオマケですが、11月30日に柏駅にホーム柵の設置が開始されました。
その時の記録となります。8170Fを使用したホーム柵運搬です。
七光台で事前に積み込まれ、終電後に柏に到着しました。
奥にいるのは8164Fと8162Fなのでこの3編成は2025年2月現在も生き残ってます。
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲正直柏駅が撮影しにくくなるのは残念でしたが…まぁ安全の為に仕方ないですね。
アーバンパークラインは今後全駅にホーム柵が設置されますが、
多分扉無しの簡易柵タイプも多くなりそうなのがちょっと気になります。
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲可動式ホーム柵の設置工事は工事側からしたら一大イベントです。
この様に大勢の作業員の方を投入する事となります。
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲ずらっと並ぶホーム柵です。
実はこの時はあんまり撮影しないで〜と言われてたので、10年の期間を経て公開という形に…
時効で言うならもう5年ぐらい待てなのかもしれませんが(汗)良いですよね?
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲始発の段階ではこの状態となりました。既にホームにはお客さんがいます。
8170Fは始発電車前に七光台に向けて出発していきました。
こんな感じで柏駅の各ホームにホーム柵が設置されていきました。
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲そのまま昼間に撮影してたみたいです。まぁまだ20代なので元気ありますね(苦笑)
8121F+8544Fの8121Fを撮影です。この編成が七光台区最後の4+2編成となります。
(2014年11月30日 流山おおたかの森〜豊四季で撮影)


▲8544F側は柏駅で撮影ですが…ホーム柵が入り込む柏駅はやはり撮影しにくいなぁという気持ちでした。
(2014年11月30日 柏駅で撮影)


▲冬場は定番の藤の牛島付近に来てました。
後追いですが、8151Fを記録です。
(2014年12月07日 藤の牛島〜南桜井で撮影)


▲8544Fを記録です。何か構図が変ですが…(汗)
(2014年12月07日 藤の牛島〜南桜井で撮影)


▲8154Fも後追いながら記録出来ていました。
8254に5070系の扉を流用した異端車も2015年11月に61618Fによって置き換えられます。
(2014年12月07日 藤の牛島〜南桜井で撮影)


▲アーバンパークラインロゴ付の8501Fの記録はこれだけでした。
場所は良いのですが、やはり後追いの記録のみ…。
記録しておいただけマシですが、8131Fの記録もないなど不完全燃焼となりました。
結局8131F+8501Fはこの2週間後に離脱、廃車回送となりました。
(2014年12月07日 藤の牛島〜南桜井で撮影)


▲検査順番の関係なのか8169Fは2015年1月末に早々に廃車されてしまいました。
8167Fや8168Fの早期廃車も衝撃でしたが、8169Fが突然廃車に選ばれたのはビックリでしたね。
本当に検査順番の巡り合わせは運命的であり、2025年以降の置き換えもこの検査期限がキーになりそうです。
(2014年12月07日 藤の牛島〜南桜井で撮影)


▲この頃一時期東武離れがあったり仕事が多忙を極めたりで東武の記録自体が少なめでした。
ただ最後の87年度修繕車・8110Fの廃車が衝撃だったみたいで久々に撮影したのがこの時みたいでした。
(2015年09月13日 佐野線・渡瀬〜田島で撮影)


▲同じ日に8129Fのクハ8129とクハ8429の連結部を記録してました。
ただ…それならアーバンパークラインロゴ同士の先頭車が連結しているシーンを撮影してないのかと、
フォルダ見ながら思ったのですがありません。本当にセンスねぇなぁ…と当時の自分を貶しております(汗)
(2015年09月13日 佐野線・渡瀬〜田島で撮影)


▲クハ8129側です。8110Fが2月、8129Fが3月に廃車回送されていました。
この途中に8132F+8533Fも廃車回送され、60000系を一気に18編成投入した流れで8000系の置き換えが順調に進んでたという所。
(2015年09月13日 佐野線・渡瀬〜田島で撮影)


▲8160Fです。この編成はちょっと遅く2018年に廃車される事となります。
運用の問題とか置き換えではなく、不具合による離脱で廃車回送は終電後に802Fと連結されてでした。
こんな感じで道半ばで限界を迎えて離脱する編成がいると思うと、まぁよくぞこれだけ生き延びているなと思います。
(2015年09月21日 六実〜新鎌ヶ谷で撮影)


▲8160Fが窮屈な構図になったので8150Fはそうならないように…
ちょうど秋の交通安全HM掲出期間でこの編成が選ばれていました。
8150Fは2023年まで生き延びます。その置き換え相手が8111Fというのが…衝撃です。
一緒に活躍して欲しかったですが仕方なしですね〜。
(2015年09月21日 六実〜新鎌ヶ谷で撮影)


▲返しを撮影です。この頃はまだ側線の線路は残っていました。架線は外されていますが。
そもそも今やこの3番線すら線路がありません。六実も大きく変わってしまいました。
(2015年09月21日 六実〜新鎌ヶ谷で撮影)


▲柏駅に掲出されるアーバンパークラインポスターです。
隣には60000系の紹介もされていましたが、8000系ポスターが気になりますよね。
この当時は8129Fが離脱した頃であと22編成がいるとの紹介でした。
その後更に6編成がいなくなり最後に残った編成は16本となります。
それも2025年3月以降は…更にいなくなっていきます。
(2015年09月21日 柏駅で撮影)


▲8154Fもあと1か月程度で離脱、廃車となります。
多分それは意識してなかったでしょうが、最後の記録が出来ました。
(2015年10月13日 柏〜新柏で撮影)


▲8151Fが離脱、廃車されました。
渡瀬で撮影してるけど、走行写真が記録されていないんですよね。
画像紛失したかな…結局8151Fの直後に8154Fも廃車され一旦置き換えは落ち着きます。
これ以降は2016年に8157Fが2018年に8160Fが離脱し、その次は2023年の8150Fまで飛びます。
(2015年11月13日 佐野線・渡瀬〜田島で撮影)


▲2016年に8150Fの検査出場を撮影していました。
置き換えがひと段落したので幕車であろうが検査を通過出来る状態となっていました。
とは言っても8150Fと8157Fの命運分けたのがこの検査時期のわずかな差なんですよね。
(2016年06月15日 東武動物公園〜杉戸高野台で撮影)


▲今は亡き春日部駅5番線線路に停車中の8150Fです。ピカピカはやっぱり良いですね。
春日部駅も高架化工事の関係でまもなく下り3・4番線ホームの位置も変わります。
(2016年06月15日 春日部駅で撮影)


▲この日春日部には撮影者はほとんどおらずでした。4番線側には学生やサラリーマンが写るのを記録していました。
2025年2月現在を思うと、以後この8000系検査出場というのが見れないという事でそれはそれで結構衝撃ですね…。
検査出場は見れずとも最後の時まで記録していきたいですね。
(2016年06月15日 春日部駅で撮影)


 以上が番外編として2014年以降の野田線(アーバンパークライン)8000系の振り返りです。
 アーバンパークラインロゴを付けてから早い編成だと1年も経たずに廃車となっているのでちゃんと記録してない気がするなと思ってましたが…8131Fと8191Fが未記録でした…残念!
 8110Fの記録もほとんど出来ておらず、改めて記憶を見返すと何故かこの時期野田線の記録を全然してなかったんですよね。東上線池袋口の8000系のラストシーズンというのもあってかそっちの方に意識が行ってたし、東武以外の撮影が多かったですね。浮気はよくないですね(汗)

 2025年2月現在、まだアーバンパークライン8000系が16編成残っていますので記録はお早めにですね!
《トップページに戻る》